ひのきの香る純和風住宅

新築

今流行の暖色系の内装で、リビングの床はオールひのき。サッシ枠、巾木に関してもひのきの無垢材を使用しました。無垢材はリラックス効果が高く使えば使うほど味が出てくる良い部材です。軒が長いので、冬は暖かな日差しが差し込み、夏の暑い日差しはきちんと遮って屋内の温度を快適に保ってくれます。

「和風」を意識して、天井には落ち着いた雰囲気になる、栂(つが)を使用。
栂はマツ科の木で、ゆっくりと成長する木のため年輪の幅が狭く、糸柾と呼ばれる細かい木目があり、上品な見た目が特徴の建材です。米杉などと比べるとやわらかい印象で、ほっとしますね。

昔林業を営んでいたご主人の「良い木材」に対するこだわりがあったからこそ、こんなに魅力的な気持ちの良い内装になったのだと思います。ここぞ、というポイントを押さえたこだわりは、お家の個性となります。

倉庫の杉板もこの通り。「倉庫」という名前にしておくのがもったいない空間ですね。
中に入ると杉のいい香り。アロマの効果でお仕事もはかどりそうです。無機質になりがちな倉庫ですが、暖かみのある木目にホッとなごみます。