梅雨をもっと快適に。はじめよう!すまいの湿気対策

家づくりコラム

こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。
今年もとうとう、湿気に悩まされる梅雨の時期がやってきてしまいました。

私たち人間にとって不快なジメジメは、家にとっても同じくらい不快なもの。
しっかりと対策を講じたいものですね。

手軽な湿気取りアイテムとしておすすめなのは「重曹」。
吸湿効果のほか消臭効果も期待できるので、おしゃれなビンやお気に入りのお皿に盛り、靴箱やクローゼットに置いておきましょう。

交換の目安は1~3か月。
使用後はお掃除に使用できるのもおすすめポイントです。

重曹は、お好みのエッセンシャルオイルをたらしておくと芳香剤代わりにもなりますが、コーヒーがお好きな方は「コーヒーの出し殻」を活用するのもおすすめです。

こちらも重曹同様、消臭効果も◎。
フライパンで乾煎りし、サラサラの状態にしてから使いましょう。
(水気が残っているとカビ発生のリスクが!)

最近、100円ショップなどでも売られている「珪藻土グッズ」は、除湿効果もバツグン。吸水性も高いので、結露してしまう窓やサッシに貼りつけて使うタイプなどもあります。

住宅の塗り壁素材としても使われる珪藻土。
実は除湿効果だけでなく、乾燥しているときには湿度を放出する「放湿性」も兼ね備えていることから、“呼吸する壁”とも呼ばれています。

脱臭、消臭効果もあり、さらに耐火性が高いのが珪藻土壁の特長。
自然素材なので、環境にも優しいところがうれしいですね。

珪藻土と似て非なる塗り壁素材が「漆喰」です。
原料はまったく違いますが、珪藻土のような「脱臭、消臭効果」「調湿性」「耐火性」が特長です。
ただし、調湿性能は珪藻土に軍配が上がります。

塗り方によって表情も変わる、珪藻土や漆喰の塗り壁。
もし湿気にお悩みでクロスの張替えなどをご検討中の方がいらっしゃいましたら、珪藻土や漆喰の塗り壁も、選択肢の一つに入れてみてはいかがですか?

自然素材で個性的な空間づくりにも一役買ってくれますよ。

ユキ・アートでは、これまで培ってきた経験とプロの目から、お客さまそれぞれに最適な湿気対策のアドバイスをいたします。
お気軽にご相談くださいね。

住まう人のどんな小さな不快も取り除きたい。
そんな想いを胸に家づくりに邁進する、建築工房ユキ・アートでした。