スタッフコラム
使える「子ども部屋」を考える
家づくりコラム
こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。
家づくりの際、間取りを考えるのは悩ましくも楽しい時間。
リビングの広さは? バスルームはどこにしよう?
収納は? 玄関は……? とてもワクワクするひとときです。
もちろん子ども部屋もそのひとつ。
どんな部屋にすれば喜ぶかな……と考えるのはとても楽しいのですが、その一方、どんどん成長することを考えると、何を優先して決めればいいのかが難しいところですね。
一概には言えませんが、一般的に子どもが個室を必要とする年齢は、小学校に上がる6歳ごろだそう。
そして、短くとも高校卒業の18歳までの12年間を、多くの子どもがその部屋で過ごすことになります。
きょうだいがいて、そのきょうだいが同性か異性かによっても変わってきますが、最初のうちは広めの空間を共通で使い、ある程度の年齢になったときに部屋を仕切りたい。
そういったご要望もよく聞かれます。検討しましょう。
いずれ仕切ることを目的とした場合、出入り口や窓、収納スペースなどの配置をしっかりと検討しましょう。
日当たりや風の通りに大きく差がある場合、快適さに影響してしまいます。
もちろん照明やコンセントの位置も気を付けたいところ。
仕切り方もいろいろ。
簡単に済ませたいなら、ロールスクリーンで仕切れば取り外しも簡単。
きょうだいの性別が違うなどプライバシー重視なら、リフォームで壁を増築する方法もあります。
ながく使うためには収納にもちょっとした工夫を。
成長につれ収納したい物が増えるのはもちろん、収納する物のサイズも大きくなることが考えられるため、必要に応じて増やせる収納棚や、可動式収納が便利です。
可動式収納を、間仕切りに活用しても良いですね。
子どもが成長してからのこと、家族がさらに増えたときのこと、そして子どもたちが成長し「子ども部屋」から卒業したあとのこと。
ずっと先のことだから……と先延ばしにせず、家づくりを検討し始めるタイミングで、いろいろと意見交換されるのも良いかもしれません。
ユキ・アートでは、これまでに多くの子ども部屋をご提案し、手がけてまいりました。
〇関連記事「仕切って戻せる子ども部屋」
たった2日の工期でリフォームすることができるんです。
「こんな子ども部屋にしたい」
「こうしてほしいけど、無理かしら」
どんなご相談でも構いません。気になること、わからないことなどありましたら、何なりとお話しください。
一緒に夢のマイホームを実現させましょう。
以上、静岡の建築工房ユキ・アートでした。