こんにちは。静岡市の建築アドバイザー　建築工房ユキ・アートです。
早いものでホタルの舞う季節になってきました。駿府城の紅葉山公園では毎年5月第3週ごろにホタルの鑑賞会が開かれているのをご存じですか？

ゲンジホタルは清流を好み、一生のほとんどを流水と土の中で過ごしますが、この時期のほんの1～2週間をピークに、成虫の時期を終えます。光が大きく、きれいな緑色をしているので、見つけやすく、ちょっぴり楽しむには最適。屋外ですし、運動がてら訪れてみるのもよいかもしれません。

さて、今日ご紹介するのは、同じ虫でも困った虫に悩まされ、玄関から和室にかけてのリフォームされたお宅。

玄関入ってすぐの和室の障子に、白アリが出てしまったT様のお宅の、変身大作戦のお話です。

白アリは、ある日突然飛来して、木材であれば何でも食べてしまいます。やわらかい木材を好み、ヒノキなど白アリが好まない木もあります。しかしその場にそれ以外の木がなければ好まない木でも食べてしまうので、せっかく対策をしても、完璧に防ぐのは難しいと言われています。

だんだん気候が暖かくなり、虫たちも活発な時期になりました。木材に、蟻道と呼ばれる木の粉でできた筋を見つけたら白アリのサイン。見つけたら早めに対処が必要です。

今回は、食害にあった障子を撤去し、床下まで消毒しリニューアルしたのち、開放的になりすぎてしまった玄関に、木材を使って格子の間仕切りを作ることを提案しました。

美しい木の質感と、程よい目隠し、ちょうどよい風通しを実現しとても素敵な仕上がりに。

ほんの少し手を加えることで、イメージがガラッと変わり、毎日が楽しくなる。
そんなリフォームを提供できればとユキ・アートは考えます。
リフォームのご相談も、ぜひユキ・アートにお任せください。