スタッフコラム
私たちが住宅模型を「我が家の原型」と呼ぶ理由
家づくりコラム
こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。
私たちは、お客さまと間取りの相談をするとき、一番最初の設計図と合わせて住宅模型を作成しお渡しします。
今から家をつくろう、と考えるとき一番大切なのはお客さまのイメージをふくらませること。どんな家がいいのか、どんな間取りだとどんな仕上がりになるのか、線だけで描かれた図面を見てピンとこないと、間取りの相談が弾みません。
今回は、以前設計したお宅の模型と、出来上がりを紹介してみようと思います。
例えばこのお宅。ご両親と、お子様世帯の二世帯住宅として、3階建ての図面を引き模型を作成しました。
玄関は二か所。ピンクと水色の人形が出入りしている様子がわかるでしょうか。
正面が子世代、左手が親世帯の玄関になります。この模型をもとに、打ち合わせを重ね、出来上がったのが、この建物です。
子ども世帯の玄関である緑の扉を入ると広い玄関とシューズクローゼット。
そして二階へ続く階段があります。
階段を上ると、二階のリビングの入り口には大きな黒板。
そしておしゃれな雑誌ラックの奥が、キッチンになっています。
和室はモダンでおしゃれな作りになっています。緑のある生活もステキですね。
こんなふうに「我が家の原型」である模型は、そのままの形で家になることは少なく、要望を聞き取り練りに練っていくことで、違うデザインになっていくこともしばしば。最終的に出来上がった家が一番ステキだったと思ってもらえるように、一生懸命設計し、作っていきます。興味のある方はぜひ、ユキ・アートにご相談くださいね。