こんにちは。静岡市の建築アドバイザー　建築工房ユキ・アートです。

「家の防犯対策」と聞いて、まず何を思い浮かべますか？
防犯カメラ、庭の砂利や生垣、センサーライト……。
ホームセンターにも多く売られていますが、家づくりの際に防犯についての要望を口にするお施主さまは、それほど多くありません。

「自分に限って被害に遭うことはないだろう」
そう思ってはいませんか？
今回は、簡単にできる対策と、防犯効果の高い設備についてお伝えします。

◆サムターンを外して防犯対策

「サムターン」とは、扉やドアの室内側についている金具（ツマミ）のこと。
これって実は取り外すことができ、取り外すことで防犯対策にもなるんです。

というのも、侵入犯罪の多くは外部からドアに穴を開け、内側のサムターンを回して開錠する「サムターン回し」という手口を使っているから。
取り外してしまえば、開けられる心配もありません。

サムターンは工具を使って外しますが、今は工具なしでも着脱ができるサムターンもあります。家づくりの際や鍵交換の機会に、こういった設備を取り入れるのもおすすめです。

◆合わせガラスで防犯対策

合わせガラスとは、複数のガラスを樹脂膜で貼り合わせたガラスのこと。
飛散防止効果のほか、防音や防災効果も高いことで知られています。

防犯対策効果が高い理由は、その樹脂膜によって耐貫通性があるから。
衝撃を与えたとき、ヒビこそ入りますが穴が開かないため、外部からの侵入を防ぐ効果があるのです。

また、和紙を挟み込んだ合わせガラスは、インテリア性も高く、おしゃれな雰囲気で目隠し効果が期待できます。

いかがでしたか？
今回は家の防犯対策についてお伝えいたしました。

今のお住まいで防犯について心配がある方。
新築や建て替えをご検討中で、防犯についてお知りになりたい方は、お気軽にお問合せくださいね。

以上、建築工房ユキ・アートでした。