ウッドデッキで何をする? 活用例もご紹介!

家づくりコラム

こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。

秋はキャンプやバーベキューなど、アウトドアを楽しむのにピッタリの季節。
とはいうものの、道具をそろえたり場所を確保したり……と、これから始めるにはなかなかハードルが高いかもしれません。

そんなこともあってか、「庭をもっと活用したい」というお声や「エクステリアをリフォームしたい」という話をよく耳にするようになりました。
特にウッドデッキのご要望が多く、全国的に見ても静岡は設置率が常に上位。
年中通して天候が良いからかもしれませんね。

ウッドデッキに使用する素材は、本物の木を使うものと「人工木」を使うタイプがあります。
人工木は雨や紫外線の影響を受けにくいため、メンテナンスフリーで耐久性がバツグンなのですが、質感は「木」ではなく「樹脂」。樹脂は熱がこもりやすい素材なので、真夏の裸足はNGです。

そこでユキ・アートがおすすめするのは、やはり「本物の木」で作るウッドデッキです。

見た目、質感、風合い……すべてにおいて人工木とは異なります。
メンテナンスは必要ですが、半年に1度保護塗料を塗れば、劣化や変色のスピードを遅くすることができますし、設置個所を屋根下にしたり軒を長くしたりすることで、傷みにくくすることもできます。

ユキ・アートで家づくりをされたUさまのお宅では、耐久性やコスパを考え、インドネシア産の「セランガンバツ」を採用。
ただ、劣化しにくい反面、濡れることで染み出すアクが、下のコンクリートを汚すことが懸念されます。

そこで、グランドカバー用の植物を植えるスリットを設け、アクが広がらないよう工夫をしました。
ちょっとしたアクセントにもなりますね。

2週間に1度のペースで、七輪を使いプチバーベキューを行っているKさまのお宅。

LDKと繋がっているので、まさしくアウトサイドリビングです。
シンボルツリーのワシントンヤシがステキに空間を演出していますね。

半年に1度のメンテナンスも、今ではイベントのひとつとして、ご家族で楽しんでいるそうですよ。

こちらのお宅は、2階にもウッドデッキを設置。
なんと20帖もあります。

デッキ中央には、直射日光を遮りつつアクセントにもなるパーゴラ(日除け)が。
2階なのでプライバシーも確保でき、子どもたちの遊び場としても大活躍だそうです。

遊び場としてだけではなく、物干しスペースとしてウッドデッキを活用していらっしゃるSさま。

キッチンからも勝手口でつながっているため、ゴミ出しなどもこのデッキを通っていくことができます。
軒が長いので、直射日光を避けることもできますね。

いかがでしたか?
ウッドデッキと言っても、さまざまなタイプがあります。
ユキ・アートと一緒に、思い描くウッドデッキライフを叶えましょう。