こんにちは。静岡市の建築アドバイザー　建築工房ユキ・アートです。

さて今回は、施工事例「光と風に包まれて」の3回目。
事務所併用住宅である、ユキ・アート社屋についてご紹介しています。

初めての方はこちらからご覧ください。
（「光と風に包まれてPart.1」）
（「光と風に包まれてPart.2」）

1階から屋上までの外部吹き抜けにより、隣家が密接する住宅密集地でも十分に取り入れられる光と風。
それは、3階にあるスタディコーナーも同じです。

東西に長いという特徴を活用し、奥行き600mm、長さ4500mmものカウンターを設置。
パソコン作業や家事など、ワークスペースとして大活躍。

社長もこの場所がお気に入りらしく、休日には読書をして過ごしたりするそう。
「すべり台を置いて、孫たちの遊び場にも使っていましたよ」
日当たりも抜群なので、キッズスペースにもぴったりですね。

ちなみに、社長の右腕である息子さんたちが使っていた個室は、健康器具を置きフィットネスルームとして使用しています。

そしてスタディコーナーの横には、屋上に繋がる階段が。

スケルトン階段にしたことで、採光も通風も問題なし。
スタディコーナーと一体になり、明るく開放感もたっぷりです。

「天気が悪い日など、乾ききらなかったお洗濯物も、ちょっと置いておくだけですぐ乾いちゃうんです」と奥さま。
機能性もバッチリです。

階段と言えば、特筆すべきことがもうひとつ。

この建物には、全部で5本もの階段があります。
なかでも、ユキ・アートの事務所入り口すぐにあるらせん階段には、とても思い入れがあるそう。

というのも、このらせん階段は社長自らが設計したものなのです。

空間をおしゃれに演出するほか、コンパクトな場所にも設置できる点や光を遮らない点など、多くのメリットがあるらせん階段。
その設計は、通常の階段とは異なり、より細かな計算などが必要になるのです。

「階段って、実は設計によっていろんな表現ができるんです。素材やデザインにもこだわってみるとおもしろいですよ」と社長。

「図面で書いたものが実際に出来上がると、やっぱり感動しますね」と笑顔でお話ししてくれました。

3回に分けてお届けした、ユキ・アートの施工事例「光と風に包まれて」はいかがでしたか？

ホームページでも、さまざまな施工事例を紹介しています。
そちらもぜひご覧いただき、家づくりの参考にしていただけるとうれしいです。

（「ユキ・アートの施工事例」）

以上、静岡の建築工房ユキ・アートでした。