施工事例「時とともに木の味わいを楽しむ家」Part.2

施工事例

こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。

天井仕上げをあえてせず、木の質感を味わえるリビング、フローリングと同じカバザクラを使用した使い勝手のよいベンチ……。

奥さまがこだわった「木を見せたい」という想いを実現させたKさまのお宅。
今回はまず、生活動線についてご紹介します。

Part.1はこちらからご覧ください

※すりガラスの戸を開け、リビングから玄関をみたところ

玄関土間の横(写真左側)に、ランドリースペースを設けました。
そして、洗面脱衣室浴室までをスムーズな動線でつないだのが、Kさま宅の大きな特徴です。

ご主人の仕事着や、お子さんたちが部活などで汚したユニフォームなどは、帰ってきてすぐにランドリールームで脱ぐことができます。

構造用の合板で仕上げたランドリールームの天井&壁
なんだかとってもワイルドなイメージになりました。

1階にはもう一部屋、ご主人の趣味部屋があります。

ご主人の趣味はDJ
大切にしているレコードコレクションを保管できる趣味の部屋づくりは、ご主人の絶対にはずせないご要望でした。

ちょうどよいサイズで造られた
好きなものに囲まれて過ごせる、とっておきの場所が実現しました。

さて2階です。

6帖ある2階ホールは、バルコニーに隣接しているためとっても明るいスペースです。
取り込んだ洗濯物を畳んだり、お子さんたちの勉強スペースになったりと、多目的で使える、心地の良い場所です。

ホールの天井も見せ梁に。
間接照明が優しく空間を照らします。

木の家の魅力は、その優しさやぬくもりはもちろんのこと、時が経つにつれ、よりそのご家族の暮らしに馴染んでいくことにあります。

実は、リビングの壁は、お施主さまが自ら珪藻土を塗って仕上げました。
「こんな感じかな」とはじめは恐る恐るといったご様子でしたが、すぐにコツをつかみ1日で塗り終えることができました。

「大変でしたが、楽しく作業ができていい思い出になりました」と奥さま。
憧れだった「木の家」での暮らし、その味わいを存分にお楽しみくださいね。

以上、静岡の建築工房ユキ・アートでした。