2025年 建築基準法改正①

スタッフコラム

こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アート です。

2025年(令和7年)は、建築基準法の大きな改正があります

特に住宅建築に関わる改正が多く、社内でもずっと話題になっていました

先日、法改正の細かい内容や実務のセミナーに行ってきました

いろいろなことがわかりました

住宅建築にかかわる主な改正は・・・

  • 2階建て住宅の建築確認申請の審査項目が増えた
  • 木造建築物の壁量計算・柱の寸法の計算方法が変更になった
  • 建築確認の完了検査の検査項目が増えた
  • 建築確認の申請時に『省エネの申請』が義務化された
  • 大規模修繕で『建築確認申請が必要』になるケースが増えた   などです

※壁量計算に必要な筋違耐力壁

新規でプランニングをする場合、改正内容を確かめながらプランをしています

今日、プランニングをしていた住宅で

壁量計算の量を確認するにあたり、屋根や外壁の種類が重要なことがあらためてわかりました

屋根や外壁に使用する材料により必要な壁量が変わります

単位質量の重い材料を使用する方が必要な壁量が多くなります

屋根:金属成形板葺き 外壁:ガルバリウム鋼板張り

屋根:金属成形板葺き 外壁:ALC板張り

同じ間取り、外観でも壁量が変わるので

これからはプランをしながら、どんな素材を使うか考えないといけないなと

あらためて思いました